サッカーは国民の希望

“日本で生まれた人にとって、明日は毎日やってきます。それが当たり前ですよね。しかしアフガニスタンで生まれた人にとって、明日が来ることが当たり前ではないのかもしれません。今日を生きることができるか分からない、それほどの環境下で多くの人たちが生活しているのです。大人になれずに死んでゆく子供も数えきれません。生まれたときから戦争で人を殺すことを叩き込まれる子供も数えきれません。
そんな悲惨な状況下でも、人々は希望を抱き生活しています。その希望の一つとなっているのが、サッカーなのです。
サッカーに関して興味のない私でも、アフガニスタンのサッカーがそれほど強くないことは分かります。かなり昔からサッカーが人気競技だったらしいのですが、戦火の影響下では強くなることは望めません。
しかしそれでも、人々はサッカーに希望を抱いているのです。今少しずつ改善しつつある国情に伴って、今後のアフガニスタンサッカーは強くなってゆくことでしょう。”

基盤整うアフガニスタン

“アフガニスタンの平均寿命、何歳だと思いますか?なんと48歳です。世界で二番目に平均寿命の短い国なのです。もちろん、健康に育った人間が48歳で寿命を迎えることは稀でしょう。この平均寿命の短さは、アフガニスタンという国で繰り返される内戦や紛争によって天寿を全うできなかった人たちが多く存在していることを意味しているのです。地方では姦通を犯した女性が、その女性の家族によって処刑される「名誉殺人」なども普通に行われていると言われています。タリバン崩壊後の現在でもイスラムの強い影響下にあり、イスラム法に反する思想や行為が罪とされる国家なのです。
アフガニスタンに住む人々と私たち日本人との価値観は、あまりにも違っているでしょう。しかし、日本人から見ればアフガニスタンの状況は悲劇以外の何者でもありません。そんな悲劇の中で、日本人のように満足な教育など行えるはずもないでしょう。サッカーも同じです。
日本が近年、少しずつサッカーが強くなっているのは、経済力にモノを言わせた教育以外によるところが大きいでしょう。しかしそれでもこの弱さなので、どれだけ日本人という民族にサッカーが不向きなスポーツなのか分かりますよね。だから私はプロのサッカーが好きになれません。
話は脱線しましたが、もしアフガニスタンの人々が日本人と同水準の教育を受けたとしたら、日本など簡単に追い抜かれるのではないでしょうか?そして、アフガニスタンでは実際に少しずつ基盤が出来上がってきているのです。”